以前何回かに分けてハワイのバケーションレンタルの新しい条例に関してお話ししましたが、その続報です。違法バケーションレンタルと思われるオーナー5000軒宛てにホノルル市から手紙が届く・・・というテーマでお届けします。
今回の情報はHonolulu Civil Beat というジャーナルからになります。
7月25日付でホノルル市が違法バケーションレンタルを運営していると思われるオーナー5000軒宛に手紙を送ったという記事です。記事の内容はAirbnbやVRBOなどのサイトを利用してバケーションレンタル物件として掲載している住所宛に手紙が送られたということです。賃貸物件の場合は恐らく家主に送られていると思います。
この新条例 Bill 89に関してですが、実際の条例のリンクはこちらになります。英語ですが詳細が書かれていますので参考にしてください。
先ほどの手紙の話に戻りますがこの手紙は実際に違反であるということを通達する手紙ではなくてWarning(警告)なのでこれは違法なバケーションレンタルではないですか?もしそうであれば速やかに掲載を中止して下さい・・・と言う警告のお手紙になります。
なぜ警告のレベルで現在止まっているかと言うと AirbnbやVRBOというサイトは個人情報を守るために実際の住所は掲載されていません。その為、ホノルル市は恐らくこの物件はこの近辺であろうという想定で手紙が送られています。
もし自分の物件がバケーションレンタルを運営していないのであれば速やかにぜひホノルル市の窓口に電話をして違法物件ではないということを教えてくださいと書いてあるのと、自分の住んでいるそのエリアの周りで違法にバケーションレンタルが行われているだろうと思われるような物件があるのであれば同時に我々に教えてくださいというようなことが書いてあります。
実際の手紙のサンプルはこちらのリンクからご覧いただけます。
物件の住所、物件の詳細と1泊いくらで貸し出されているかなども最初に書いてあり、短期バケーションレンタルの規定ではNUCの許可証を持っているか、resort zoningにある物件でない限りは違法になりますので、以上いずれかに当てはまらない物件はすぐに掲載を中止すること、もしオフィシャルに違反を通告された場合には最高で1日1万ドルの罰金が課せられる可能性もあります・・・と書いてあります。
次の日7月26日付けでまた同じHonolulu Civil Beatにまた違う記事として、この手紙を受け取った5000件軒のうち390軒のオーナーさんが自分のところは 違法なバケーションレンタル運営していませんとホノルル市に電話が入ったという内容の記事がありました。
もし自分には当てはまらない場合、うちは違いますよということであればここに電話をしてくださいということで連絡先の電話番号もここに書いてあります。
このページが実際にホノルル市のオフィシャルなサイトになるんですがここに合法的なベッド&ブレックファースト (B&B)の定義とTransient Vacation Unit( 30日以下のの短期バケーションレンタル)の定義が書いてあります。
また実際の約800軒の許可証を持っている物件の住所と詳細がここに載っています。
この許可証は2020年9月30日まで有効となり、新条例は2020年10月1日から施行されます。
以上の内容を下記の動画でもご紹介しています。
[…] 先日【ハワイ】違法バケレン情報 続報 オーナー5000軒にホノルル市から手紙… という記事を紹介したところバケレンのオーナーさんからご質問を頂きました。一般的な質問で同じ事を知りたいオーナーさんもたくさんいらっしゃると思うので回答をシェアしたいと思います。 […]