今回はハワイの民泊違法バケーションレンタルのトピックに関してまた続報が入りましたのでご紹介したいと思います。
これはHawaii News Now というニュース番組の報道の一部なのですが8月13日付で今回も報道がありました。その中で何をお話ししているかというと、Bill 89という条例が決まったので違法で運営していた民泊のオーナーさんたちが次々と予約をキャンセルし始めました。
それによって例えばウェディングや家族での旅行などをこの後、夏以降に秋、冬に向けて予約を入れている人は向けにオーナーさんたちから予約をキャンセルさせてもらいますという連絡が続々と入っているというお話でした。
キャンセルを受けた旅行客の人たちはほかに宿泊先を探しているのですが、たとえば2家族だったり6人や8人の旅行として民泊で一軒家などを借りようと思っていた人たちはホテルの部屋を2つ3つ借りようとするとかなりの金額になってしまうため残念ながら旅行を断念するということになるということの報道もありました。
このHawaii News Nowに続いて先日お伝えしたHonolulu City Beatというこれジャーナル紙なのですが、そのジャーナル誌では8月14日付けで今度はホノルル市が新たに6人のパートタイムのインスペクターを採用し、一つ一つ違法であるのではないかと思われるバケーションレンタルの運営者に向けて個々にインタビューをしたりインベスティゲーション(捜査)を始めるという記事が載っていました。
今のところはまだ罰金を課せられたオーナーさんたちはいないようですがこの新しい6人の人たち職員が採用されたことによってこれからどんどんとそうやって各運営者に連絡をし始めるということがここに載っていました。
このBill 89 が来年の10月から本格的に100%開始されますがそれ以降はAirbnb、VRBO、Homeaway などの民泊のポータルサイトに関してはそこに掲載しているバケーションレンタル物件のオーナーまたは物件の運営者そしてそのバケーションレンタルの実際の住所などをホノルル市に申告をする必要があるということを義務づけています。
今から来年の9月30日まではその移行期間として先ほどお話ししたように取り締まりを強化し、いよいよここから例えばバイオレーション(違法)でありますよという勧告と罰金のお知らせが 届き始めるかと思いますがその後は住所も申告をしないといけなくなりますので、掲載物件数がかなり少なくなるのではないかと思われます。
今のところ8月1日から条例が開始になるということで罰金を課せられることを恐れたオーナーさんたちがキャンセルをし始めているので5000軒掲載があった物件も3000軒に減っているそうです。ということは2000軒のバケーションレンタルの掲載停止がされたということでそこで予約をしていた旅行客の人たちが大変困っているという報道もありました。
今回は以上になりますが引き続きこの後も秋に向けてまた色々な続報が入ってくると思いますので、情報が入り次第また続けてご報告します。
この記事の動画版はこちらです。
disclaimer=免責事項 何か個人的に確認しなければいけない事がある場合は税金に関してはDept. of Taxation, Permit(許可証)に関してはCity of Honolulu(ホノルル市)のDept. of Planning and Permit、それぞれの管轄担当者へ必ず問い合わせてください。 条例や税金などは時に変更される事があります。