昨日のパシフィック・ビジネス・ニュースに2019年4月の不動産売買のデータが出ていました。
2018年の同時期に比べると販売件数は増えているものの、オアフ島の戸建の中間価格が3%下落、コンドミニアムの販売数は13%ダウン、価格は横ばい・・という結果がホノルル不動産協会のデータで発表されていました。
目次
Single-Family Home Resales 戸建
Number of Sales 販売件数 | Median Sales Price 中間価格 | |
April 2019 | 318 +10% | $766,750 -2.9% |
April 2018 | 289 | $790,000 |
Condominium Resales コンドミニアム
Number of Sales 販売件数 | Median Sales Price 中間価格 | |
April 2019 | 476 -13.0% | $418,950 +0.7% |
April 2018 | 547 | $416,000 |
上記いずれも中古。新築はこれに含まれません。
アクティブ・リスティング数(現在販売中である物件数)は去年の同時期と比較すると30.6%(戸建)17.6%(コンドミニアム)増えているものの、市場日数中央値は去年の同時期の17日から47.1%長い25日に(戸建)、18日から61.1%長い29日に(コンドミニアム)・・・と売買成約するまでの日数も長くなっています。
去年の様な物件価格の上昇は落ち着き、現在は昨年に比べると買い手がより買いやすい状況になりつつあると思います。まだどちらかと言えば売り手市場なのかもしれませんが、去年の様な異常な価格上昇はないと思います。
カカアコ地区の新築コンドミニアムに関しても買い手が値段を慎重に吟味する様になってきているので誰もが高額なカカアコのコンドミニアムに飛びつく・・・ということは今後なくなるでしょう。
という事は売却を検討している売主にとっては、なかなか自分が希望している価格で売れなくなってくるかもしれません。