ここでは簡単に購入・売却の流れをご説明します。大切なことは専任のエージェントを見つけるということです。アメリカの不動産はMLSという不動産のデータベースで全て管理されており、エージェント全員がこのデータベースをシェアしています。
どの不動産会社であってもエージェントでも同じ情報を得ていますので、まずは相性があるエージェントを選び、そのエージェントに専属になってもらう・・・ということから始めてください。何人も同時に物件探しをお願いすることはお勧めしません。
どのように専属のエージェントを選ぶかですが、まずはエージェント数名に問い合わせをし、そのレスポンスと自分が求めていることに対応してもらえそうか色々と質問をしながら面接(実際に会う、遠方であればメール、電話、インターネットでのスカイプやLINE会議など・・・)をして一番良さそうなエージェントを選びましょう。
下記は簡単な流れになりますので詳細はお気軽にいつでもお問合せくださいね。
<ご売却の流れ>
1.売却する不動産を確認、物件の状況から現在販売されている他の物件の価格、不動産の動向などを基に適切な販売価格を一緒にご相談させていただきます。
2 売却の準備
売却に向けて、出来る限り良い条件で売るための様々なご提案をさせて頂きます。
3 専任契約を締結。
お客様の専任エージェントとして活動するための売主と不動産会社間の契約です。契約後早速エージェントは販売活動を開始します。
4 お客様の不動産を市場に出します。
物件の内容をMLS(そのエリアの不動産協会のデータ)に入力。これにより、協会に属する不動産業者は誰でも物件の情報を取り出す事が出来ます。その他不動産情報誌、ソーシャルメディア、所属不動産会社での会議内での情報シェアなどにより全世界に情報発信をします。
5 Broker’s Open (エージェント内覧会)、パブリックのオープンハウス 開催
オープンハウスが可能な場合は不動産エージェントと一般向けにオープンハウスを開催します。
6 買主からのオファーの分析とアドバイス
入ってくるオファーに関して内容をご説明し、交渉成立までサポートいたします。
7 エスクロー開設を開設、登記までのサポート
売主と買主の契約の交渉が成立後すぐにエスクローを開設致します。買主と売主の違いは、買主は契約をキャンセル出来るチャンスがありますが(契約書に基づく)、売主は買主が契約期間に問題を起こさない限り、売主から契約をキャンセルすることは出来ませんので注意が必要です。
8 公証手続き→登記完了
(お客様が日本在住の場合はアメリカ大使館、や外国の公証に慣れている公証役場での公証のお手続きが必要です。)
<ご購入の流れ>
1.専任エージェントを選ぶ
2.ローンを組む場合はローン担当者を紹介してもらう。
(銀行、住宅ローン専門業者に寄って多少ローンパッケージが異なるかもしれません。場合によっては数社問い合わせをしてみると良いと思います。エリアに寄り日本語で問い合わせ可能なローンオフィサーをご紹介します。)
3.ローンオフィサーと相談後、購入価格帯を決めます。
4.エージェントと希望エリア、物件内容を相談し、物件を見に行きます。
5.気に入った物件が見つかったらオファーを提出。
6.交渉後オファーが受理されたらエスクロー開始。エスクローに関してはこちらをご確認ください。
7.購入価格を送金後、公証手続き→登記完了、物件引き渡し。
*ご購入の流れに関してはもう少し詳しくステップバイステップのオンライン講座を提供しています。
この講座では
1 物件購入までの流れ
2 頭金を用意する
3 自分のクレジットスコアを知る
4 不動産エージェントを探す
5 Pre-Approved Letterをもらう
6 物件を見に行く
7 オファーを入れる
8 ホームインスペクションについて
9 物件の査定をしてもらう(住宅ローンの場合)
10 物件のクロージング&引き渡し
11 入居
この順序で一つずつご説明します。
不動産は大きな買い物です。知らなかった事で損失を出さないように、まだ不動産を購入したことがない方は十分時間を取ってまずはアメリカの不動産について学んでみてください。