今回は5分で分かるアメリカ不動産シリーズ
「これって本当? 時々耳にするアメリカ
不動産についての素朴な疑問
三つ」についてお話します
まず一つ目、不動産を購入する際に
消費税や不動産の取得税がかかるか?
さあ、イエスでしょうかノーでしょうか?
これはですね、ノーです。
消費税などは
アメリカで不動産を購入する際には
かかりません。
ということで
アメリカのローカルの専属のエージェントと
やり取りがある場合には
多分これは問題ないと思うんですが
例えば日本在住の方で
日本の不動産会社を介して
不動産をご検討されている場合本来
は消費税はかかりませんが
時に明細、または見積りに
不動産購入時の
消費税が載っていることがあるようです。
これは実は消費税はかかりませんので
この税金というものが
一体何のためのものなのか
ということを
きちんと確認する必要があると思います。
二つ目
不動産を購入する際に仲介手数料がかかる
これはイエスでしょうか、ノーでしょうか
正解はノーです。
不動産の仲介手数料はかかりません。
アメリカの不動産売買は
売主側が売主と
買主のそれぞれのエージェントが所属している
不動産会社に仲介
手数料を払うことになっています。
その物件、物件で
仲介手数料の取り決めが
売主といくらになっているのか
何パーセントになってるのかというのは
ケースバイケースで色々ありますが
購入する側が
仲介手数料を支払うことはありません
ですのでこれも
もし仲介手数料が
自分の明細に載ってきた場合
これも本来は
あるべきものではありませんので
必ず確認しましょう。
不動産購入時にはエスクローのフィーであったり
例えばホームインスペクションであったり
その時その時
のpurchase agreementと言って
売買の契約書に何を自分が負担するか
ということをすべて明記した上で
そのオファーを売主に出します。
ですので、いくらかかるか
それはケースバイケースで
物件によって多少違ってきますが
大まかに言うと色々な費用、
コストは大体購入物件価格の1%
前後ということを考えておくといいと思います。
ですので購入時の
その希望している物件の
価格+1%は
必ず準備が必要ということを覚えておいて下さい。
3つ目、海外在住者は
アメリカで住宅ローンが組めない
これはイエスでしょうか、ノーでしょうか
これはですね
組めないことはないですがケースバイケースです。
例えばハワイのように日本人が多く住む街
そして多くの
日本人投資家が不動産を所有している場合
ハワイにおいては
ハワイのローカルの銀行が非居住者
日本在住者であっても
収入の証明や資産の証明ができる場合
ローンを組むことができます。
ただしここで気をつけなくてはいけないのが
ハワイに住んでいるローカルの人たちよりも
金利は
約1%ぐらい高くなります。
そして、
投資物件においては
慎重にローンを組むべきかどうか
ということは考えた方がいいです。
というのは
ハワイの物件は
もともと不動産の価格が非常に高く
利回りもそれほどよくありません
投資物件として賃貸に出したと
してもキャッシュフローは
それほど望めませんし
ローンなどを組んでしまえば固定資産税
そして例えばコンドミニアムの場合は
管理費も月々にかかります。
そして不動産を管理してもらう場合には
その管理費の日もかかります
色々なことを考えると
マイナスになることもあります。ですので
住宅ローンを組んでまで
投資物件を購入するべきかどうかというのは
慎重に検討されたほうがいいと思います。