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物件を売却する時に大切な3つの事
ハワイで所有している不動産物件を売却するときには、自分の物件を担当してくれるエージェントさんを1人選びます。人によっては知り合いに不動産エージェントが居てその人に依頼する・・・ということもあるでしょう。大抵の場合はその時に初めて誰か探さなければいけないでしょう。その場合は何人か良さそうなエージェントを選び、各エージェントにプレゼンをしてもらうと良いでしょう。
各エージェントはリスティングのプレゼン(自分のプロフィール、実績、貴方のお家はこの位の価格で売れるでしょう・・という意見、どういうプロモーションをしていくか・・・などの話)をしますので、それを聞いて最終的にどの人にお願いするか・・ということを決めると良いと思います。
物件を売りやすくする
物件を売る際に大切なことがいくつかあります。
1.販売希望価格は慎重に、慎重に、慎重に決める事
お客様の中には「とりあえず、この位の価格で販売してみてどんな反応があるかみてみたい・・・」というお客様がいます。売主の希望価格と購入を検討している人たちの希望購入価格には差があることがあります。これがあまりにも差がありそうな場合、どんな魅力的な物件であっても、売れません。販売を開始してから私は最初の2週間が勝負になると思います。この最初の2週間で反応が無かったり、低かったりする場合はバッドニュースです。何かに問題があります。魅力的な物件であれば売りに出てすぐオファーが入るはず、オファーも無い、問い合わせも無い・・・というのは原因があるはず。そうならないように担当のエージェントと慎重に販売価格を決めてください。
2.ステージング
家を買いたいな~と思っている人が物件を見にきて、玄関に入った途端「Oh, wow!」と思うようなステージングにするのが理想です。売主の生活感が分かる物件ではなく、見に来た人が「このお家に住んだら、こうなって、ああなって、ここにあの家具を置いて・・・」とかイメージできるようにしておかなければいけません。だから必要でないものは家に置いておかない、たくさん荷物が置いてあるようなものは家を上手にプレゼンできません。
理想はモデルハウスのようにすっきり、整った「素敵なお家」に整える・・・事ですが、無理な場合はそれになるべく近づけるというのが大切です。
3.販売前のエージェント側の準備
エージェントは販売開始の前にやらなければいけないことがあります。プロにお願いして物件の写真を撮り、物件のデータにその写真を載せます。物件のデータをお客さんが見たときに価格と広さとベッドルームの数だけ書いてある物件や、自分の携帯電話で撮ったであろう、素人の写真が載っている物件とプロが撮影した魅力的なお家の写真が載っている物件だったらどちらが反応が良いでしょうか?想像できますよね?また写真だけでなくエージェントの人脈もカギになります。このエリアでこんなに魅力的な物件が売りに出ました…という事を上手にアナウンスできればオファーがすぐに入ります。
うちのダンナさんはMr. ソーシャルメディアです。(笑)世界中からインターネットで情報を得られる今、ソーシャルメディアを上手に使い販売担当した物件は「販売開始後1週間でオファーを得る男」です。私は数字に強い現実派なのですが、彼は繊細な芸術派。そのセンスが上手く発揮されるのだと思います。
既にエスクローに入っているこのカネオヘの物件もオープンハウスしながら動画も撮影してこんなスライドショーも配信しました。お家の中の様子を案内するには写真もそうですが、こんな感じのツールもあると分かりやすいですよね。